蜂の子にはダイエット効果がある?
蜂の子にはタンパク質だけではなく、糖質や脂肪分も含まれています。
カロリーの方も100グラム当たり250キロカロリーと、決して低いとはいえません。
にもかかわらず、蜂の子にダイエット効果があると言われているのはなぜでしょうか。
1.蜂の子に含まれている成分にダイエット効果がある
蜂の子にはさまざまな栄養素が含まれていますが、その中には糖分や脂肪分の燃焼を促すものもあり、これらの働きがダイエット効果につながるとされています。
主なものとしてはアミノ酸、ビタミンB群、カリウムなどが挙げられます。
1-1.アミノ酸
アミノ酸のうち、リジンやプロリンなどには脂肪分解酵素・リパーゼの働きを強める効果があります。
リパーゼの働きが強くなると体に蓄えられた脂肪が分解されやすくなり、痩せやすい体になってくれます。
蜂の子にはリジンやプロリンなど、リパーゼの活性化に役立つアミノ酸が含まれていますので、脂肪分解の促進が期待できます。
1-2.ビタミンB群
ビタミンB群のうちB1とナイアシンには糖質の代謝促進効果、B2とナイアシン、ビオチン、パントテン酸には脂肪分の代謝促進効果があります。
蜂の子には、これらの栄養素もすべて含まれています。
ビタミンB群の摂取量を増やすことで、糖質と脂肪分の燃焼が促され、痩せやすい体になることが期待できるというわけです。
1-3.カリウム
ダイエットのためには、むくみ解消も必要です。
むくみの原因のひとつは、体内のナトリウム濃度が高いことです。
蜂の子に含まれているカリウムには、ナトリウムの排出を促してくれる効果があり、むくみ解消につながってくれます。
利尿効果もあり、余分な水分を体外に排出してくれるため、こちらもむくみ解消につながりそうです。
2.まとめ-ダイエット効果はあるが食べ過ぎには注意を
このように、蜂の子に含まれている成分にはダイエット効果があります。
ただ、上にも書きましたように、カロリー自体は決して低くないので、食べ過ぎには注意しましょう。